おやすみなさいおつきさま
おやすみなさいおつきさま (1979/01) マーガレット・ワイズ・ブラウン 商品詳細を見る |
おおきな みどりのおへやのなかに
でんわが ひとつ
あかい ふうせん ひとつ
えの がくが ふたつ・・・
部屋の中のもの一つ一つにおやすみなさいをして、
ねむりにつきます。
子供達が小さいときに大好きで良く読んであげました。
我が家の眠る時の定番本でした。
特に息子の方が好きで、良く読みました。
お部屋の中のもの一つ一つづつ紹介して、
一つ一つにおやすみなさいを言っていくのです。
読んでいた頃は、何でこれ好きなんだろうな?と思っていたのですが、
これも自分が読んでもらったら、その心地よさに気が付きました。
ちょっとどぎつい色だなと思っていた部屋の色も、
白黒のページと交互だと、なんだか温かく居心地の良いものに感じられます。
そして、一つ一つお休みを言うたびに、暗くなっていく部屋。
最後の
「おやすみ そこここできこえるおとたちも」
というページでは、部屋の中は、暗くなり、うさぎもベッドで眠り、
窓の外と、人形の家の窓と、暖炉の火だけが、明るくみえます。
読み終わると、とても心が落ち着きます。
ちょうどこれをよく読んでいた頃、
良く見ていたアメリカの『ER』というドラマで、
スーザンが、姉の子にこの絵本を読んでいるシーンがあって、
あ~これこれ!!と驚きました。
アメリカでも、寝るときの定番なのかな?とうれしくなったのを覚えています。
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